東京都花粉症対策本部
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スギ花粉症対策 Q&A (東京都産業労働局)



目次

 1 植栽について

 2 伐採(ばっさい)について







1 植栽について

Q1 なぜ、花粉の少ないスギを植えるのですか?

A1  木材は、再生可能な資源であり、地球温暖化対策や循環型社会の構築のためには、東京でも木材生産を継続する必要があります。スギは、花粉を多く出す以外は、成長が良く真っ直ぐに育つため、木材生産上は重要な樹種です。そこで、今回の事業では広葉樹も植えますが、花粉の少ないスギも植えていきます。



Q2 無花粉のスギを植えればよいのでは?

A2  無花粉スギは、各地で研究を進めてますが、登録された遺伝的系統数も少なく、山に植えるためには、もう暫く研究する必要があります。一方、花粉発生源対策には、長時間を有し、早急の着手が必要であることから、当面は花粉の少ないスギで対応し、将来は、開発状況により無花粉スギへの転換を図っていきます。



Q3 木を切った後、放っておけば自然に木が生えてくるのでは?

A3  確かに、伐採後にはいろいろな植物が生えてきて、将来的には森林になる可能性もありますが、その木が生長するまでに長時間を要します。一方、森林を伐採して暫くは、伐って木の根が土を押さえていますが、10年程度で腐ってしまい、それまでに後継樹がある程度成長していないと、土が崩れて災害の可能性が高くなります。そこで、早期に森林の復元を図るため、木を植える必要があります。



Q4 スギを切った後は、広葉樹を植えて自然に戻すべきでは?

A4  花粉発生源対策では、将来も林業を継続する地域とそれ以外に区別し、林業を継続する地域には、花粉の少ないスギも植えますが、それ以外については、広葉樹も植栽し自然に近い森林に戻していきます。



Q5 「花粉の少ないスギ」は、普通のスギと比べてどれくらい花粉を放出しますか?

A5  花粉の少ないスギは、林木育種センターの検定を受けて登録された品種で、花粉飛散量は普通のスギの約1/100〜1/10になります。









2 伐採(ばっさい)について

Q1 森林所有者は、どうして、自分で木を切らないのですか?

A1  木材価格の良かった時代には、森林所有者は、伐採収入により、伐採後の植林や木の手入れを行ってきました。しかし、木材価格の低迷から、植林等の経費を確保ができなくなり、伐採ができない状況となっています。



Q2 森林所有者は、余り儲けようとせずに、安く木を売ればよいのでは?

A2  伐採後の植林費用を確保できないまま、木を伐ってしまうと、その後の植林が放棄され、山が荒廃する原因となります。



Q3 伐った木はどうするのですか?

A3  道から近く、搬出が可能な木は、搬出して建築材料や土木資材として有効利用します。搬出が不可能な木は、その場所で、土砂崩れ防止等の防災面に役立てます。



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