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三宅島の災害復旧事業について



三宅島の災害復旧事業
  • 平成12年に発生した三宅島の噴火に伴い、島の60%に及ぶ約2,500haの森林が被害を受けました。その後、世界的にも例を見ない火山性ガスの放出が続き、山頂から山腹にかけての復旧作業は困難を極めています。
  • なお、噴火当初は莫大だった火山ガスの放出は、最近ではやや低下し落ち着いた状態を保っています。このため、噴火から5年の経過を前にして、平成17年2月に全島における一般島民の避難指示が解除されました。
  • また、山腹においても、一部で草本類が広がりはじめるなど、森林の回復の兆しも見られます。今後は、こうした森林の自然復旧にも注目しながら、長期にわたるであろう三宅島の森林の復旧に取り組んでいきます。



治山
  • 噴火による多量の降灰と森林の荒廃により発生した、泥流と土砂災害を防止するため、島内の26の渓流に対して、治山ダムを緊急かつ計画的に設置してきました。
  • 今後は、渓流の降荒廃状況を勘案して、必要な箇所にはさらに治山ダムを設置し、復旧を図ります。
  • また、火山ガスなどの影響を考慮しながら、緑化を含めた山腹工の実施を検討していきます。
地獄谷災害関係緊急治山工事 榎木沢火山治山激甚災害対策特別工事
地獄谷災害関係緊急治山工事  榎木沢火山治山激甚災害対策特別工事
  ・荒廃した森林から流出した土砂を
   治山ダムにより抑止
 
  ・床固工、護岸工により流路を固定し、
   荒廃を防止
  ・施工地では植生が回復しつつある



森林復旧(造林)
  • 火山ガスの影響が長引くなどにより、造林事業による本格的な森林復旧には、困難な状況が続いています。
  • こうした中においても、島内で試験植栽を行い、生育可能な地域や生育可能な樹種などの特定を進めています。
  • なお、植栽事業による遺伝子の攪乱などを防止するため、「三宅島緑化ガイドライン」や「三宅島緑化マニュアル」などに基づき、三宅島地域系統の種による森林復旧を目指しています。
三宅島の森林の被災状況
森林の被災状況



基盤整備(林道)
  • 治山や林道などの災害対策事業のアクセス確保のために、雄山中腹にある林道(雄山環状線)の復旧と都道から環状線に達する林道の維持管理を実施しています。
被災した森林と林道
被災した森林と林道


※ 三宅島の状況については、東京都三宅支庁のホームページまで。


お問合せ先
森林課森林保全係(電話03-5321-1111(内線37-542))まで。



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