トップページ > 伝統工芸品の紹介 > 3 本場黄八丈(ほんばきはちじょう)

3 本場黄八丈(ほんばきはちじょう)

3 本場黄八丈(ほんばきはちじょう)
主な製造地
八丈島
指定年月日
昭和57年12月24日
昭和52年10月14日(国)
伝統的な技術・技法
  1. 先染めの平織り又は綾織りとする。
  2. よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
  3. 染色は、手作業による浸染とする。この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又はシイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
伝統的に使用されてきた原材料
生糸、玉糸、真綿の紬糸又はこれらと同等の材質を有する絹糸
沿革と特徴

東京から南へ約300キロ草木染めで知られる絹織物「黄八丈」のふるさとがあります。

紺碧に浮かぶここ八丈島は、正月やお祭りともなれば黄八丈を着たかわいいメナラベ(島娘)達が「おじゃりやれ」(おいでなさい)と島を訪れる人たちを歓迎してくれます。島のいたるところにヤシ、ハイビスカスなどの熱帯性植物が生い茂り、四季の花が色どりを添えています。

昔は「鳥も通わぬ島」といわれ、絶海の孤島であり、自然条件の大変厳しいところでした。しかし人間の知恵は、この厳しい風土の中から、黄八丈独特の色合いを見せる、黄、樺、黒の三色に必要な草木を原料とする天然染料を生み出し、この島の特産品「本場黄八丈」をつくりだしました。

黄八丈の特徴は、八丈固有の風土の中から生まれた「染め」と「織り」にあるといわれています。黄・樺・黒の三色が主体で、すべて八丈島で自生する草木を原料とする天然染料です。

黄色は八丈刈安(学名コブナ草)、樺色は、マダミ(学名タブの木)の皮黒色は椎の木の皮と泥染めによる島独自の染色法によってつくられます。三色を組合わせた竪縞、格子縞などの織物は手織りで作られます。

こうした黄八丈は、長い年月を経ても変色することがなく洗えば洗うほど鮮やかな色のさえを見せるようになります。

連絡先
産地組合名黄八丈織物協同組合
所在地〒100-1621 八丈島八丈町樫立346−1
電話04996(7)0516
ページの先頭へ戻る