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4 江戸木目込人形(えどきめこみにんぎょう)

4 江戸木目込人形(えどきめこみにんぎょう)
主な製造地
台東区、墨田区、荒川区ほか
指定年月日
昭和57年12月24日
昭和53年2月6日(国)
伝統的な技術・技法
  1. 素地は、桐塑とし、地塗り、切り出し等を行った後、5回以上の上塗りをする。
  2. 着付けは、筋みぞにのりづけした後、木目込みをする。
  3. 面相描き(めんそうがき)は、面相筆を用いて、目入れ、まゆ、毛描き及び口紅入れをする。
  4. 毛吹きは、スガ整えの後スガ吹きをする。
伝統的に使用されてきた原材料
  • ・桐塑に使用する用材は、キリとする。
  • ・素焼き頭に使用する粘土は、白雲土(はくうんど)又はこれと同等の材質を有するものとする。
  • ・着付けに使用する生地は、絹織物又はこれと同等の材質を有するものとする。
  • ・髪に使用する糸は、絹糸とする。
沿革と特徴

木目込人形は今から約250年ほど前の元文年間(1736−41)に京都で生まれたといわれています。京都の上加茂神社の神官に堀川某という人がいてこの堀川家に使える高橋忠重という人が、仕事の合間に祭りの道具を作った残りの柳の木で人形の原型を彫り、それに神官の衣裳の端切を決め込んでは人形作りを楽しんでいました。

加茂川のほとりの柳の木でつくられたのではじめは「柳人形」とか「加茂人形」あるいは「加茂川人形」などと呼ばれていましたが、これが今日の木目込み人形の起こりだといわれます。

木目込みという名は、衣裳のひだや布切れの境となる部分に細い溝を彫り込み、そこに布を「きめこむ」ことから生まれています。「きめこむ」とはもともと「極めこむ」と書き、「中に入るものが、入れ物に隙間なく、うまく合うように入れる」という意味です。

衣裳着人形が藁や木などで胴体を作り、それに衣裳を着せている人形であるのに対し、木目込人形は桐材の粉をふ糊で固めた桐塑で原型(胴体)をつくりそれに布地をぴたりと貼り付けて衣裳を着せたように作る人形であることから、その名がつけられたものです。

衣裳の布地は一枚で、その下はすぐに原型の胴体であるために原型づくりが木目込人形の命であり、作風が如実に現れるところであるといいます。

東京産の人形は、京都産が王朝風のふくよかな顔なのに対し、やや細面で目鼻立ちのはっきりした顔が特徴です。

連絡先
産地組合名東京都雛人形工業協同組合
所在地〒111-0052 台東区柳橋2−1−9 東商センタービル4階
電話03(3861)3950
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