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8 東京くみひも(とうきょうくみひも)

8 東京くみひも(とうきょうくみひも)
主な製造地
台東区、杉並区、北区ほか
指定年月日
昭和57年2月4日
伝統的な技術・技法
  1. 糸染めは、無地染め、ぼかし染め又は段染めによる。
  2. 組上げには、四ツ台、丸台、綾竹台(あやたけだい)、重打台(しげうちだい)、高台、内記台又は籠打台を用いる。
    • @綾竹台又は高台を用いる場合において、打込みにはヘラを用いる。
    • A重打台又は高台を用いて組模様を組み出す場合には、綾取りによる。
    • B籠打台を用いる場合において、使用する組糸はより糸とする。
伝統的に使用されてきた原材料
生糸、絹糸又は金糸若しくは銀糸
沿革と特徴

くみひもの歴史は古く、その用途も多く、現代帯締めや羽織ひもなど、私たちの日常生活には欠かせないものとして広く使われています。

こうしたくみひもの技術・技法は、古くは中国や朝鮮を経て伝えられ、時代とともにいろいろなものに使われるようになりました。

仏教の伝来に伴うお経の巻き物や袈裟、貴族の礼服の束帯さらに武士の台頭による兜や鎧のおどし糸や刀の柄巻など多方面に活用されてきました。

また、小袖が流行してくると帯や腰ひもに、さらに帯じめなどへと普及していきました。

くみひもの技術は当時は武士の生業として行われていたといいます。日本は世界でも珍しいくらい「ひも」の発達した国だといわれ結ぶは単に物をしばったり継いだりするだけでなく、結び方、結ぶ紐の色結びの配置などにより、吉凶、性別、身分などを表現するものです。

又、それは高麗打朝鮮組などという名称からも、その源泉は大陸朝鮮半島からの渡来をうかがい知ることができます。

くみひもを組み上げるための組み台には、角台(かくだい)丸台、綾竹台(あやたけだい)、重打台(じゅうちだい)、高台(たかだい)、内記台(ないき)および篭打台(かごうち)の7種類に分類することができます。

糸と糸とが交差する組み目とワビ・サビといわれる渋好み色使いが、東京を代表する「くみひも」の一つとなっています。

連絡先
産地組合名江戸くみひも伝承会
所在地〒111-0022 台東区清川1−27−6 (株)桐生堂内
電話03(3873)2105
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