平成22年度参加企業 情報交換会開催レポート
平成22年度に中小企業BCP策定支援事業に参加された企業のフォローアップのための情報交換会を開催いたしました。(2011年8月30日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて)
BCPは策定した後の維持・改善活動が重要であることから、昨年度の参加企業の継続的な取組を促すこと、また他社の取組状況などを知ることにより、自社の取組に役立てることを目的とし、今年度の支援事業の一環として企画・実施されました。
支援事業の概要についてはコチラをご参照ください。BCP策定支援事業
当日の模様をご報告いたします。
情報交換会の様子
参加企業のBCP維持・改善活動アンケート集計報告
| 取組状況の確認 | |
|---|---|
| 1 | 年間計画の実行 |
| 2 | BCP文書見直し |
| 3 | ステークホルダーへの告知 |
| 4 | 教育 |
| 5 | 演習(実地訓練)の実施 |
| 6 | 演習(実地訓練)結果のBCP文書・年間計画への反映 |
| 7 | 顧客からの評価の変化 |
| 8 | 社員の意識変化 |
情報交換会実施にあたっては各企業の現在の取組状況を把握するために、事前にアンケート調査をおこないました。参加企業35社全てからアンケートを回収し、皆さんの取組状況を確認することができました。その結果を参加企業で共有することにより、自社の取組の参考にしていただきました。
企業によっては策定後数ヶ月しか経過していないため演習は年末にかけて予定している場合もあり、実施状況はまちまちでしたが、ステークホルダーへの告知や社内教育には皆さん積極的に取り組まれていました。
今後の年間計画の確実な実施や、平時の活動の継続により社内でのBCPの定着化に期待します。
災害シミュレーションを実施
今回の情報交換会は全35社中20社の方にご参加いただきました。社長からメンバーまで、様々な業種の企業の方々がお集まりの中、混合メンバーで班分けを行い、災害シミュレーションを実施しました。
異なる企業のメンバーが意見交換することで、新たな気づきもあったようです。
シミュレーション実施後はそうした気づいた点や参考になった他社対応などについてまとめ、全員で共有しました。
座談会で各社の疑問を解決
その後メンバーを入れ替え、新たな班で座談会を行っていただきました。
事前アンケートで収集した他社に聞いてみたい質問を元に、各班で情報収集をしたり改善策を議論・検討し、その成果を発表しました。
【質問・議論ポイント】| 1 | ステークホルダーへの告知(機密保持)との関係についておしえてください。 |
|---|---|
| 2 | 予防低減策などで投資した(機械等)設備についておしえてください。 |
| 3 | BCPの社外、社内の告知方法や工夫した点についておしえてください。 |
| 4 | 演習や実地訓練で工夫した点 |
| 5 | 予防、低減対策実施状況はどのようになっていますでしょうか? |
| 6 | 被害想定の引き上げと予防・低減対策にかかる費用の捻出について。 |
| 7 | 携帯電話、固定電話が通じないときの連絡方法についてどのように考えているのでしょうか? |
| 8 | 日常業務が多忙ですが、日常業務とBCP事務局打ち合わせ、教育等との兼ね合いが困難です。他社さんの実施状況をおしえてください |
| 9 | 3.11はBCPを発動しましたか?また有効的でしたか? |
各企業が決意表明!
最後に各企業ごとに情報交換会での学び・気づきをまとめ、自社の評価をするとともに、今後に向けての決意表明をしていただきました。
各社できていること、できていないことが整理できただけでなく、今まで考えていなかった新たな取組の可能性などを感じていただけたようで、熱のこもった決意表明を伺いました。
参加企業のご意見・ご感想
情報交換会に参加した企業からは下記のようなご意見・ご感想を頂きました。
- 継続は力なり。事業もBCPも継続します。
- 他社の取組内容を伺い、改めて意識を高くBCPを推進していきます。
- このような機会が無いと事務局である自分を奮い立たせる機会がないのでまた開催してほしい。
- 災害シミュレーションは、想定外の組み合わせ、不確定要素に対する常日頃から意識を高めるには大変有用なツールだと思います。
想像性を持って演習に活用できそうです。
東京都では引き続き、策定企業のサポートに様々な形で取り組んでまいります。
お忙しい中ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。













