[2010年7月27日取材]
新たな視点で安全性を確保し、情報セキュリティに高い有効性を実現する
【JNS株式会社】
- 東京都トライアル発注認定制度
- 港区
- 情報通信業

白井社長は本当の意味で有効性の高い情報セキュリティを追求している
社長の白井力氏は元々建築業界の出身でしたが、かねてよりプログラミング関連分野に興味があったのと、インターネット黎明期における機運の盛り上がりを受けて、1995〜97年頃、IT業界に転じました。当初はモデム販売の営業をしていましたが、市場の将来性を見据えた上で、新たに事業を立ち上げ、インターネット・セキュリティの分野に参入。当時、日本の情報通信は世界と比較して遅れており、国産の情報通信セキュリティの製品もなく、それならば自社でやってしまえと、セキュリティソフト開発を始めたのです。
現在、販売されているパソコンのセキュリティ対策ソフトは、様々な機能を備えていますが、その多くは“パターンマッチング”と言われる仕組みで、インターネットを通して進入してきた攻撃を検知してデータベース化し、それを基に対応していくものです。そのため、進化する攻撃に対応しきれない部分は、スルーせざるをえないというのが現実でした。一方、『isAdmin』はこの様な観点とは異なり、「情報が正しいかどうか」という点からデータを監視します。非常に精度も高いため、たった一文字改ざんされただけでも検知することができます。この仕組は昨今流行したガンブラー対策としても非常に有効です。

取材当日に改ざんされたらどうなるのか?を実演
ソフトの設定は非常にシンプルで簡単なものだった
改ざんが行われるとすぐにソフトが復旧を行う
| 企業名 | JNS株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区新橋6-11-8 |
| 電話番号 | 03-3437-9391 |
| 資本金 | 17,000,000円 |
| 従業員数 | 3名 |
| 売上高 | 約30,000,000円 |
| 代表者名 | 白井力 |
| ホームページアドレス | http://www.jnsjp.com/ |
| 主要製品 | Web改ざん対策製品 『isAdmin』 |
ある知人の方より、「こうした制度があるから申し込んでみたら」と紹介して頂いたのがきっかけです。締切の数日前だったのですが、「やってみよう」と思い、急遽書類を準備して今回のトライアル制度に応募しました。また、事務所も小さく、売上もそれほど多くない会社ですので、「信用を得る」という意味でも、東京都からの認定を頂きたいと思うところもありました。
【認定を受けての変化】
まず『isAdmin』がトライアル認定を受けたことで、東京都から認定証を頂いたり、取材を受けて新聞などに掲載して頂ける機会がありました。当社では、そうした新聞の切り抜きをコピーして、営業先へ持っていくなど、積極的に活用させて頂きました。それまでは小さい会社で何かと難しいこともあったのですが、東京都からの認定を頂けたことで、周りの対応も実際に変わってきましたし、取引の成約に繋がる要素になっていたと思います。
特に、昨今はリーマン・ショックなどがあり、厳しい状況が続いていました。それでも認定のおかげで、商談がしやすくなったということを強く実感しています。情報システム系の商談は時間がかかる上、その場ですぐに成約とはなかなかいかないのですが、トライアル認定の影響がいい形で繋がってきていると思います。これはとてもありがたいことだと思っています。さらに、東京都の認可を受けたことが、他の支援を受けるきっかけとなったこともあり、非常に大きな相乗効果がありました。
また、今回は東京都にも『isAdmin』を採用して頂きました。都立病院の管理運営を行っている東京都病院経営本部へソフトを導入しまして、現在は都立病院のWebサイト監視用に活用して頂いております。
【メディアからの取材】
認定証の授与式の時に、日刊工業新聞から取材を受けました。その後も経済界、ベンチャーキャピタルなどからも依頼がありまして、いろいろ掲載して頂きました。実際、反響も大きかったです。
まず『isAdmin』がトライアル認定を受けたことで、東京都から認定証を頂いたり、取材を受けて新聞などに掲載して頂ける機会がありました。当社では、そうした新聞の切り抜きをコピーして、営業先へ持っていくなど、積極的に活用させて頂きました。それまでは小さい会社で何かと難しいこともあったのですが、東京都からの認定を頂けたことで、周りの対応も実際に変わってきましたし、取引の成約に繋がる要素になっていたと思います。
特に、昨今はリーマン・ショックなどがあり、厳しい状況が続いていました。それでも認定のおかげで、商談がしやすくなったということを強く実感しています。情報システム系の商談は時間がかかる上、その場ですぐに成約とはなかなかいかないのですが、トライアル認定の影響がいい形で繋がってきていると思います。これはとてもありがたいことだと思っています。さらに、東京都の認可を受けたことが、他の支援を受けるきっかけとなったこともあり、非常に大きな相乗効果がありました。
また、今回は東京都にも『isAdmin』を採用して頂きました。都立病院の管理運営を行っている東京都病院経営本部へソフトを導入しまして、現在は都立病院のWebサイト監視用に活用して頂いております。
【メディアからの取材】
認定証の授与式の時に、日刊工業新聞から取材を受けました。その後も経済界、ベンチャーキャピタルなどからも依頼がありまして、いろいろ掲載して頂きました。実際、反響も大きかったです。
情報システムの業界は、技術の進歩も早く、競争も激しいものがあります。そうした中で生き残っていくためには、確固とした理論を持ち、その上でいろいろ挑戦することが大切だと考えています。
そういった中で、現在当社では新しいソフトウェア『PIAS』を開発しています。これはいわゆる「プライバシーマーク認定制度」等の制度に着目したもので、例えば企業がプライバシーマークを必要とした際は、その取得や運用を支援したり、必要となる様々な文書を自動的に生成するものです。まだまだ開発途中でバグも多いですが、これから機能を追加し、順次バージョンアップしていく予定です。このソフトによって、現在の企業を取り巻くコンプライアンス上のリスクに関して問題提起を行い、本当に有効性の高い、総合的なセキュリティ体制を提供していきたいと考えています。
【トライアル認定支援を考えている方へ】
現在、新製品『PIAS』を開発していますが、こちらもトライアル認定に申請してみようと考えています。製品を申請をすることは、客観的な評価を受け、自分たちのポジショニングが間違っていないかどうかを判断する、という意味でも有用です。まずはチャレンジすること自体に意味があると思います。
そういった中で、現在当社では新しいソフトウェア『PIAS』を開発しています。これはいわゆる「プライバシーマーク認定制度」等の制度に着目したもので、例えば企業がプライバシーマークを必要とした際は、その取得や運用を支援したり、必要となる様々な文書を自動的に生成するものです。まだまだ開発途中でバグも多いですが、これから機能を追加し、順次バージョンアップしていく予定です。このソフトによって、現在の企業を取り巻くコンプライアンス上のリスクに関して問題提起を行い、本当に有効性の高い、総合的なセキュリティ体制を提供していきたいと考えています。
【トライアル認定支援を考えている方へ】
現在、新製品『PIAS』を開発していますが、こちらもトライアル認定に申請してみようと考えています。製品を申請をすることは、客観的な評価を受け、自分たちのポジショニングが間違っていないかどうかを判断する、という意味でも有用です。まずはチャレンジすること自体に意味があると思います。

isAdminは、Webの改ざんを検知し、管理者に報告、必要に応じて自動的に復旧する
改ざんが行われた場合は、アラートや携帯電話へのメール送信などで管理者へ通知、さらに自動で改ざん箇所を検知し、復旧することまでできるシステムであり、文章以外にプログラムの改ざんに対しても監視を行うことが可能です。
これまでのソフトウェアが持っていなかった視点、「情報が正しいかどうか」という点からセキュリティに着目したものが『isAdmin』であり、白井社長はこうした視点を導入することでセキュリティ分野に一石を投じたかったと話していました。
規模は小さいながら、常に新しいことに挑戦していく姿勢を持つ同社。今後も『isAdmin』の普及拡大、さらに新製品『PIAS』の実用化に向けて、大きな可能性を感じることができました。
東京都産業労働局商工部創業支援課 TEL:03-5320-4761
