平成27年度  契約社員に関する実態調査

はじめに

平成28年3月
東京都 産業労働局 労働相談情報センター

近年、就業形態は多様化し、パートタイマー・派遣労働者・契約社員等のいわゆる非正規労働者は全労働者の4割近くを占め、いまや職場に欠くことのできない人材となっています。
しかし一方で、雇止めや解雇等をめぐる労使間トラブルは依然として多く、また正社員との待遇の格差等、多くの問題を抱えています。

こうした中、平成24年の労働契約法改正では、雇止め法理が法定化され、有期労働契約が反復更新して通算5年を超えた場合の無期労働契約への転換、有期労働契約者と無期契約労働者の間での不合理な労働条件の相違の禁止が規定されました。

東京都産業労働局では、一昨年度のパートタイマー、昨年度の派遣労働者に続いて、本年度は契約社員に関する実態調査を実施し、その労働実態や契約社員という働き方に対する労使双方の意識を把握することといたしました。

この調査結果を労使の皆様をはじめとした多くの方々にご利用いただき、雇用環境の整備、改善の一助となれば幸いです。

最後に、この調査の実施に当たりまして、ご協力いただきました事業所ならびに契約社員の皆様、また、ご多忙の中、専門的見地からご助言を頂きました専修大学法学部准教授の長谷川聡先生に厚く御礼を申し上げます。

報告内容

お問い合わせ

産業労働局労働相談情報センター
電話:03-5211-2200

PDFファイルをご覧いただくためには「Adobe Acrobat Reader」が必要です。 Adobe Systemsのサイトから無料でダウンロードできますのでご利用ください。

Get Adobe Reader