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葛飾柴又寅さん記念館の取組み 東京都葛飾区柴又6-22-19

様々なコンテンツで日本の心を伝える

見て聞いて体験して昭和の日本を感じる
バリアフリー観光施設

情緒溢れるまち、葛飾柴又。ここは国民的映画作品『男はつらいよ』の舞台です。昭和の日本を感じる観光施設「葛飾柴又寅さん記念館」には子供、お年寄り、外国人、障害をお持ちの方など様々な方が訪れ、その世界観を楽しんでいます。具体的にどのような取組みをされているのか、イベント企画担当の和田裕子氏にお話を伺いました。

葛飾柴又寅さん記念館©松竹㈱

オープン当初からのバリアフリー設計

1997年のオープン当初からバリアフリー設計としています。展示全体としては、寅さん記念館の名誉館長である山田洋次監督が、細かいところまで監修されています。お客様は年間約20万人です。60代以上の方が多いのですが、最近は30代~50代の方もご家族でいらっしゃいます。
また、車椅子の方、視覚障害の方、聴覚障害の方などもお越しになります。個人でいらっしゃる方のほか、デイサービス、障害者施設といった団体でお越しいただくことも多いです。平均すると月80名様程度だと思います。
ほとんどの方が介助の方といらっしゃいますが、過去に団体の方で事前に問い合わせがあった際には、スタッフで対応させていただいたこともあります。また、遠方からお越しの障害をお持ちの方から事前のご連絡があり、スタッフに対応して欲しいと要望を頂いたことがあります。基本的に個人の方へのご対応は行っていないのですが、当日可能であればという条件でサポートさせて頂きました。聴覚障害の方などは友人同士でお越しになり楽しんでいかれます。

葛飾柴又寅さん記念館©松竹㈱

スタッフの熱意やボランティアにも支えられる取組み

当館には手話のできるスタッフが2名おりまして、その内1名は知識・経験共に十分です。そのスタッフは長年こちらで働いているのですが、現場で対応する中で手話が必要だと感じて、個人的に講習を受けてマスターしました。
館内はすべてバリアフリーになっていて、段差をなくしてあります。また、車椅子でも通れるように十分なスペースがとってあります。館内展示では、ボタンを押すと映像が流れるようになっているのですが、ボタンの位置を低くしているほか、映像の画面も高い位置と低い位置の両方があるので、車椅子の方でも見やすいようにしています。トイレも車椅子の方がご利用いただけるよう広く作っています。
館内を説明した点字の冊子も用意しています。これは、かつしか点訳の会のボランティアの方が作ってくださいました。冊数が限られているのでお問い合わせを頂いた方に貸し出ししています。また、車椅子とベビーカーの無料レンタルもご用意しています。
情報発信については、葛飾区のマップに車椅子トイレがあることが明記されていますし、東京都産業労働局が運営している「東京観光バリアフリー観光ガイド」のサイトにも掲載されています。

貸出用車椅子とベビーカー

これからも進化する寅さん記念館

最近は外国から来る方も増えています。当館だけでなく、柴又全体がインバウンドの観光客の方が増えています。地域としては、特に東南アジアの方が多くいらっしゃいます。また、中国、韓国の方も多いです。
多言語対応と、洋式トイレの洗浄式温水便座化はこれから取り組む予定です。入口に寅さんが「寅さん記念館」のパネルを取り付けている像があるのですが、「館」がまだ取り付けられていません。これは山田監督の想いでもある、「未完」という意味を込めています。いつまでも安心してお楽しみいただけるような施設にしてまいります。

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