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シネマ・チュプキ・タバタの取組み 東京都北区東田端2-8-4

誰もがバリアを感じない、安心できる映画館

人のつながりで創る
ユニバーサルシアター

日本初のユニバーサルシアター シネマ・チュプキ・タバタ。「様々な理由で、映画館に行くことをためらってしまっていたどんな人も、安心して映画を楽しめる、ひらかれた映画館を創りたい」という想いから映画館を設立されました。具体的な取組みについて、代表の平塚千穂子氏、支配人の和田浩章氏にお話を伺いました。

ボランティア活動から形にした夢

2001年から16年間、視覚に障害がある方向けに音声ガイドを使って映画を楽しむための環境作りのために、シティ・ライツという団体でボランティアを行ってきました。その中で常設の映画館を創りたい、という夢を掲げてきました。年に一度のバリアフリー映画祭を実施してきたもののなかなか実現に至らず、「もうカタチにしよう」と思い見切り発車で始めました。もともとボランティア団体の事務局兼自宅が北区にあり、地域にも人にも縁があったため、ここ田端で営業することを決めました。

クラウドファンディングで資金調達

新たに映画館を設立するにあたり、防音対策も十分行う必要もありました。見積りを依頼したところ、防音設備だけで1,500万円、全体で2,000万円も必要なことが分かりました。アクセスバリアを感じている方に安心してきていただける場を創りたいという願いは強く、資金集めのためにクラウドファンディングに挑戦することにしました。これまでの活動で出会った方々の意見を元に、どのような映画館にするかをクラウドファンディングで発信していくなかで、多くの方から賛同いただく事が出来ました。
聴覚に障害がある方からは「振動を感じるスピーカーが欲しい」というご意見、車いすの方からは「端の方しか席がない」といった経験談、子育て支援のNPOの方からは「ママ達が楽しめる場所が必要」という話も聞き、親子鑑賞室も作るなど反映できるところは反映しました。
シティ・ライツの支援者の応援も大きかったのですが、SNS上で知り合った方も賛同してくれて、最終的に531名の方から1,800万円を超える支援が集まりました。

好評の「親子鑑賞室」

お客様の割合としては一般の方が多く、作品によりますが、障害のある方は2割前後です。ただ、一般の劇場よりは障害者の割合は多いと思います。シティ・ライツの活動をしていたこともあって、視覚障害の方の割合が多いです。
バリアフリーの工夫として、設備面では車いすスペースと親子鑑賞室を設置しています。入口からトイレ、客席までバリアフリーで車いすのまま映画をご鑑賞いただけます。また、劇場に隣接して親子鑑賞室を設置していて、お子さんが泣き出したりした際に自由に出入りができるようになっています。特に発達障害の方には親子鑑賞室が喜ばれています。自閉症の映画を特集しているときに親子連れの方が多くいらっしゃったのですが、 お子さんがじっとしていられないことも多く、「親子鑑賞室を利用することで安心して観ることができた」というお声を頂きました。最初から利用する場合は予約が必要ですが、それ以外はお子さんの状況に応じて自由に出入りできます。
また、コンテンツとしてはイヤホン音声ガイドと日本語字幕が付いています。
現在は消防法の関係で座席が20席しかなく、また1スクリーンなので上映プログラムをたてるのも難しい状況です。余裕があればもう一つできると良いと思います。区の設備であまり使われていないシアターがあるのですが、設備もよく広さも十分あるので、委託していただくなどコラボレーションして上手く活用出来るようになりたいです。

車いすのまま鑑賞できる館内映画の音を振動で感じられる「抱っこスピーカー」

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